Azure ストレージアカウントで信頼されたMicrosoftサービスアクセス制御設定

このブログシリーズ 「クラウドセキュリティ 実践集」 では、一般的なセキュリティ課題を取り上げ、「なぜ危険なのか?」 というリスクの解説から、 「どうやって直すのか?」 という具体的な修復手順(コンソール、Azure CLI、Terraformなど)まで、分かりやすく解説します。

この記事では、Azureストレージアカウントにおける信頼されたMicrosoftサービスからのアクセス許可について、リスクと対策を解説します。

ポリシーの説明

信頼されたMicrosoftサービスとは、MicrosoftがAzureプラットフォーム上で管理・運用する特定のサービス群で、高いセキュリティ基準を満たし、信頼できるものとして指定されています。これらのサービスは、強力な認証メカニズムを使用してストレージリソースにアクセスし、ネットワーク制限されたストレージアカウントでも機能するための特別なバイパス権限が必要です。

修復方法

コンソールでの修復手順

  1. Azure Portalへのアクセス
    • Azure Portal (https://portal.azure.com) にログインします
    • 対象のストレージアカウントを検索して選択します
  2. ネットワーク設定への移動
    • 左側のメニューから「セキュリティとネットワーク」セクションを展開
    • 「ネットワーク」をクリックします
  3. ファイアウォール設定の確認
    • 「ファイアウォールと仮想ネットワーク」タブが選択されていることを確認
    • パブリックネットワークアクセスの設定を確認:
  • 「すべてのネットワークから有効」(推奨されません)
  • 「選択した仮想ネットワークとIPアドレスから有効」(推奨)
  • 「無効」(最も制限的)
  1. 信頼されたサービスの例外設定
  • 「例外」セクションを確認します
  • 「信頼されたサービスの一覧にあるAzureサービスがこのストレージアカウントにアクセスすることを許可する」のチェックボックスをオンにします
  • 必要に応じてその他の例外設定も確認:
    • 「Azure サービスのログ記録とメトリックの読み取りを許可する」
    • 「同じリージョンのストレージ サービスにアクセスを許可する」
  1. 設定の保存
    • ページ上部の「保存」ボタンをクリックして設定を適用します
    • 設定が正常に適用されたことを確認する通知が表示されます

最後に

この記事では、Azure ストレージアカウントで信頼されたMicrosoftサービスからのアクセスを有効化する手順について、リスクと対策を解説しました。

信頼されたMicrosoftサービスへのアクセス許可は、Azureエコシステム内でのサービス統合と運用の継続性を確保するために重要です。この設定により、必要なセキュリティを維持しながら、Azure Backup、Site Recovery、Monitorなどの重要なプラットフォームサービスが正常に機能することが保証されます。

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参考情報

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