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このブログシリーズ 「クラウドセキュリティ 実践集」 では、一般的なセキュリティ課題を取り上げ、「なぜ危険なのか?」 というリスクの解説から、 「どうやって直すのか?」 という具体的な修復手順(コンソール、Azure CLI、Terraformなど)まで、分かりやすく解説します。
この記事では、Microsoft Defender for Storageが無効化されている場合のセキュリティリスクと、具体的な有効化手順を詳細に解説します。
ポリシーの説明
Microsoft Defender for Storageは、Azure Storageアカウント(Blob Storage、Azure Files、Azure Data Lake Storage Gen2)に対するクラウドネイティブの脅威検出および保護ソリューションです。Microsoft Threat Intelligence、機械学習、ビヘイビア分析を組み合わせ、ストレージリソースへのセキュリティ脅威をリアルタイムで検出します。2023年にリリースされたDefenderForStorageV2では、マルウェアスキャン、機密データ検出、アクティビティ監視の機能が大幅に強化されています。
修復方法
コンソールでの修復手順
Azure コンソールを使用して、Microsoft Defender for Storageを有効化します。
方法1: Microsoft Defender for Cloud経由での有効化(サブスクリプションレベル)
前提条件
- 必要なAzure RBACロール:Security AdminまたはSubscription Contributor
- サポートされるストレージタイプ:Blob Storage、Azure Files、Azure Data Lake Storage Gen2
手順
- Azure Portalにサインイン
- https://portal.azure.com にアクセス
- 認証情報を使用してサインイン
- Microsoft Defender for Cloudへのナビゲーション
- Azure Portal上部の検索バーに「Microsoft Defender for Cloud」を入力
- 検索結果から「Microsoft Defender for Cloud」を選択
- 環境設定への移動
- 左側ナビゲーションメニューで「管理」セクションを展開
- 「環境設定」をクリック
- サブスクリプションリストから対象のサブスクリプションを選択

- Defenderプランの設定
- 「Defender プラン」タブをクリック
- 「Storage」の行を探す
- ステータスを「オフ」から「オン」に変更

- 設定の保存と適用
- 「保存」ボタンをクリック
- 確認ダイアログが表示された場合は「はい」を選択
- 変更の適用には最大15分程度かかる場合があります
方法2: 個別のストレージアカウントでの有効化
- ストレージアカウントへのナビゲーション
- Azure Portalで「ストレージアカウント」を検索
- 対象のストレージアカウントを選択
- Defender設定へのアクセス
- 左側メニューの「セキュリティ + ネットワーク」セクションを展開
- 「Microsoft Defender for Cloud」をクリック
- Defender for Storageの有効化
- 「Microsoft Defender for Storage を有効にする」をクリック

- プランの詳細設定:
- マルウェアスキャン:有効(スキャン限度を5GBまたはカスタム設定)
- 機密データ検出:有効
- アクティビティ監視:有効
- 設定の適用と確認
- 「有効化」ボタンをクリック
- ステータスが「有効」になったことを確認
最後に
この記事では、Microsoft Defender for Storageが無効化されている場合のセキュリティリスクと、具体的な有効化手順を詳細に解説しました。ストレージサービスは組織の重要なデータを保管する基盤であり、Defender for Storageによる包括的な保護は、マルウェア、データ漏洩、不正アクセスからデータを守るために不可欠です。
この問題の検出は弊社が提供するSecurifyのCSPM機能で簡単に検出及び管理する事が可能です。 運用が非常に楽に出来る製品になっていますので、ぜひ興味がある方はお問い合わせお待ちしております。 最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が皆さんの役に立てば幸いです。
参考情報
- Microsoft Defender for Storage の概要
- Microsoft Defender for Storage を有効にする
- Defender for Storage のマルウェアスキャン
- Azure Storage のセキュリティに関する推奨事項
- Azure セキュリティ ベンチマーク v3 – データ保護
- CIS Microsoft Azure Foundations Benchmark v2.0.0
- NIST Cybersecurity Framework マッピング
- Microsoft Defender for Cloud の価格
- Defender for Storage の価格詳細
- Azure Storage の価格
- Microsoft Security Blog – Storage セキュリティ
- Azure Security Center TechCommunity
- MITRE ATT&CK for Cloud – Storage
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